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スタートアップとは?
スタートアップとは、短期間で急成長する、社会を変える新しいビジネスを行う企業のことです。前例のない新しいビジネスモデルを創造し、人々の生活や社会を変えるイノベーションを起こす組織です。「スタートアップ」という言葉は、起業したての新しい会社だと認識されがちですが、実際は「Jカーブ」と呼ばれる成長曲線を描く圧倒的な成長力を持ち、短期間でIPOやM&Aを戦略的にめざす企業のことを言います。
大阪イノベーションハブは、大阪から世界に羽ばたくスタートアップを生み出す支援を行っています。
スタートアップの成長フェーズ
人の成長段階を少年期、思春期と表すように、企業にも成長していく段階を「プレシード」「シード」「アーリー」「ミドル」「レイター」と分けて表現しています。
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起業前
プレシード起業に関心があったり、創業を思いつきビジネスアイデアが出てきた段階の時期をさします。
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シード
起業前の時期で、商品サービスはまだないものの、アイデア・コンセプトがあり、それを形にしようとしている段階をさします。具体的なビジネス構築、PoC(Proof of Concept:新しい技術やアイデアなどに対し、実現可能かを実証すること)を実施する段階です。
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アーリー
起業して間もない段階のことをさします。ビジネスもまだ赤字の場合が多いため、PMF(Product-Market Fit:顧客が満足する最適なプロダクト・サービスを最適な市場に提供している状態)の達成や収益化をめざす段階です。
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ミドル
事業が軌道に乗り出し、更なる成長をめざす段階のことをさします。事業の収益が出はじめ、急拡大に向け設備投資や人材確保が必要となってくる段階です。
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レイター
ビジネスが確立され、収益を得て経営が安定しはじめた段階をさします。IPOをめざし、既存事業の投資や新規事業の検討をする段階です。
支援の種類
大阪イノベーションハブでは、スタートアップの事業ステージに合わせ、よりスピーディーにスケーラブルに成長できるよう様々な支援を行っています。
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ピッチとは、短い時間で、わかりやすく相手に事業のことを伝えることを意味します。事業拡大に向け、資金調達や事業連携をめざし投資家や連携先企業とのマッチングのチャンスをつかみます。
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アクセラレーションとは、加速することを意味します。短期間で事業を成長させるために、起業から事業拡大までスタートアップの成長ステージや目的に合わせた様々なアクセラレーションプログラムがあります。
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ハンズオン支援とは、各スタートアップの課題に合った専門家が個別支援を行うことです。課題をヒアリングし、事業計画を分析して足りないものが何かを把握し、ビジネスがまわるように伴走支援を行います。
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ワークショップとは、参加者が主体的になって参加する体験型の講座です。著名な起業家や先輩起業家など、各テーマに沿った専門家が登壇するセミナーも行います。
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事業拡大のため、海外でのスケールアップをめざす日本のスタートアップ向けの支援や、日本でのビジネスを検討している海外のスタートアップ・起業家の支援を行います。
大阪、関西から、未来の暮らしや仕組みを変えるようなビジネス創出をめざしませんか。
大阪イノベーションハブには、起業やスタートアップとして活動する方や、
起業家をサポートするVCや大企業の方々等が集う場です。
大阪スタートアップ・エコシステムは、多くのビジネスチャンスを有し、多様なスタートアップが活躍しています。
2025年大阪・関西万博の開催等、多くのビックプロジェクトを控え、
皆さまの事業をスケールする機会をご提供します。