今月、大阪を拠点とするNPO法人ハックジャパンが、家庭の環境になく誰もが学べる中高生向けの本格的なプログラミング技術を学べる教室「new Creator Plus」を開催。第1回目となる4月は大阪イノベーションハブで開催されました。このワークショップは、10代の子ども達に対してプログラミング教育・キャリア教育を全国で提供する、NPO法人ハックジャパンが主催、定時制高校向けにキャリア教育プログラムを提供するNPO法人DxPが後援する形で開催されました。
開催概要
new Creator Plusで学ぶ言語は、なるべく実践にすぐに活かせる言語を使うため、社会人ボランティアやプロボノと学生が中心となってメンターを行いながら、最初はHTMLやCSSなどの理解しやすいマークアップ言語と呼ばれる種類の言語を、その後はJavascriptなど実際にウェブサービスを立ち上げる時に使う言語も学習することで「自分の作りたいものを作る」ためのカリキュラムとなっています。
教材も、NPO法人ハックジャパンのボランティアコミュニティーやスタッフなどが用意したものを使って学習を進めています。さらに、東大生が起業したITスタートアップ、株式会社Progateが開発した教材を並行して使用しています。株式会社Progateは2017年にはグローバル展開を始めており、日本国内に限らずインドなどでの需要も多いとのことです。
NPO法人ハックジャパンのプログラムの卒業生は、大阪でオンラインサービスを提供する会社を起業するなど、NPO法人ハックジャパンの設立から3期目となり、実績も出始めています。今後も「IT技術の習得機会の提供」✕「キャリア教育」で次世代の育成を今後も続けていきます。