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イベントレポート

【2019年12月17日開催】【産学連携テックミーティング】「SDGs Tech Meeting」 (大阪市立大学、大阪イノベーションハブ(OIH))

企業の未来戦略には欠かせないキーワードになっている「SDGs」。
本イベントでは、この「SDGs」の観点から、大阪市立大学が保有する貢献性の高い研究成果を4人の先生方にお話いただきました。

大阪市立大学 大学運営部長、URAセンター 副センター長 折原 真子氏による開会あいさつ

化学生物系専攻 教授 米谷 紀嗣氏

「触媒促進水熱酸化法による難分解性汚染水の処理」
ダイオキシンなどの難分解性汚染水の処理技術である「水熱酸化法」に独自のフェントン型触媒を併用し、従来法より大幅に温和な反応条件で技術環境排出基準以下への分解処理で「安全な水」へと変換する。

都市系専攻 准教授 水谷 聡氏

「災害時の化学物質漏洩に備える― PRTRを活用した化学物質存在量の推定」
災害時の化学物質の漏洩に備えを化学物質と業種との関係性やばらつき幅を検証。

居住環境学講座 教授 岡田 明氏

「ヒトを測る -優れたモノづくりに向けて-」
 ヒトが用いる道具や環境では、①操作しやすい、②見やすい、③わかりやすい、④安全である、⑤あらゆる人が使える、⑥満足感を要素とした人間中心設計によるものづくりが重要であり、そのためにはヒトの計測が鍵を握っていることを解説。

名誉教授、大学院生活科学研究科 客員教授 藤田 忍氏

「大阪長屋再生による持続可能なまちづくり」  大阪市内に1万戸弱の戦前長屋が存在することに着目し、耐震補強や住み続けることを大切にする改修工事でリノベーションし、オープンナガヤとして注目を集めまちの活性化を図る。

 これらの「SDGs×ビジネス戦略」として研究成果の発表が行われ、様々な業界の方々にご参加いただき、盛況に終わりました。

主催者紹介

大阪イノベーションハブ(OIH)
OIH(OSAKA INNOVATION HUB)は、大阪市経済戦略局が「大阪から世界へ」をテーマに運営する、ビジネス創出支援拠点です。

大阪市立大学 学術・研究推進本部は、大学の使命である教育・研究という両輪の一方を担うとともに産学官連携による社会貢献に取り組んでいます。

イベント概要

【産学連携テックミーティング】SDGs Tech Meeting(大阪市立大学、大阪イノベーションハブ(OIH))
開催日時 2019年12月17日(火)

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