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イベントレポート

【2023年9月20日開催】「HeCNOS AWARD」授賞式を開催しました!

開催概要

2023年9月20日、大阪市中央公会堂にて「HeCNOS AWARD(ヘクノス・アワード)」の授賞式が執り行われ、受賞企業の発表を待つノミネート企業のほか、大企業や支援機関・大学関係者の皆様で200名を超える参加者にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

「HeCNOS AWARD」は、「Health care & Carbon Neutrally Osaka Start-ups Award」の略です。2025年大阪・関西万博を契機として、「健康」「介護」「医療」「予防」などを対象としたヘルスケア分野と「エネルギー」「輸送・製造」「家庭・オフィス」などを対象としたカーボンニュートラル分野は多岐にわたりテクノロジーの社会実装が進むと言われています。そうしたテクノロジーを活用した製品・サービスで社会課題の解決に挑戦するスタートアップ企業を応援するプログラムが「HeCNOS AWARD」です。

総数61件の応募から30社(ヘルスケア分野:15社 カーボンニュートラル分野:15社)がノミネート企業として選出され、最終選考会の結果、ヘルスケア部門8社・カーボンニュートラル部門8社のアワード受賞企業を発表し、授賞式を執り行いました!

【開会挨拶】

授賞式は、本事業の事務局である公益財団法人 大阪産業局 スタートアップ支援事業部 部長 中村の挨拶で開始しました。

HeCNOS AWARD

【ノミネート企業紹介】

その後、ノミネート企業各社の紹介があり、ヘルスケア部門・カーボンニュートラル部門にノミネートされた各15社のスタートアップ企業が持つ革新的な技術を用いたサービスや製品を紹介しました(画像をクリックすると拡大します)。

ヘルスケア分野

HeCNOS AWARD

カーボンニュートラル分野

HeCNOS AWARD

【受賞企業発表】

ノミネート企業とご来場いただいた大企業や支援機関の皆様は終始緊張の面持ちで、アワード受賞企業の発表を待つなか、ドラムロールが鳴り響き、いよいよその時間を迎えました。

HeCNOS AWARD
HeCNOS AWARD
HeCNOS AWARD

会場は、少しの静寂の後、拍手喝采に包まれました。
受賞企業一覧はコチラからご覧いただけます。

HeCNOS AWARD

また、企業賞として、バイオサイトキャピタル社よりアワード受賞企業全16社に対し、総額1000万円の出展準備金が、TIS社よりbacterico社に50万円の賞金が贈られました。

【授賞式】

授賞式では、アワード受賞企業各社へ各賞が授与され、2025年の大阪・関西万博に向け、今後の意気込みについて力強くお話いただきました。

HeCNOS AWARD
HeCNOS AWARD

【講評・総括】

TIS社より、企業賞を受賞したbacterico社選定の決め手や、今後への期待についてなどをご講評いただきました。

HeCNOS AWARD

TIS賞の受賞おめでとうございます。
TIS賞は「健康・未病領域における新規性」「TISが提供しているヘルスケアプラットフォームとのシナジー」「技術の確からしさ(エビデンス)」の観点で選定致しました。
今後のビジネスの広がりや市場での評価など、未来に向けての可能性も非常に感じるピッチであったと思います。

PHR (パーソナルヘルスレコード)の取り組みは産業界の関心も高く、生活者にとって価値のあるサービスの創出が期待されています。貴社のポテンシャルが万博、またその先のレガシーにおいて社会実装される事を期待しています。

TIS株式会社 エグゼクティブフェロー 油谷 実紀 さま

また、今回一次審査から最終審査会まで審査委員長を務めていただきましたバイオ・サイト・キャピタル社 専務取締役 福田 伸生さまより、第1回HeCNOS AWARDの総括をいただきました。

HeCNOS AWARD

今回、アワード受賞企業となられました皆様おめでとうございます。
新規性・有用性が高い事業の応募が多く、審査員一同苦慮したうえでの採択でありました。

ヘルスケア部門につきましては、共通項として「人が人らしく生きていく」いわゆる「Well-Being」という「未病領域」や「大切な人をなくしたくないという強い想い」が実際にビジネスに結実し、世の中に問い、万博がめざすものと共有していくような提案が多い印象でした。
8社の採択を行いましたが、次点との差も1点未満と僅差で、今回惜しくも採択されなかった企業様もがっかりせず、このような機会があれば前向きに進み続けていただきたいと感じました。

続きましてカーボンニュートラル部門についてですが、受賞企業を見てわかるように、非常に多様性がありました。
カーボンニュートラルという大テーマではあるものの、アプローチの仕方が様々で太陽光発電もあれば波力を利用してアヒルで発電するという提案もありました。また、空気中のCO2を回収するだけではなく、ガラスに吸着させ、ガラス製品としてリボーンさせるという大変ユニークなものもありました。また、自走式のロープウェイで交通弱者の支援を行いながらカーボンニュートラルな社会の実現をめざす企業もありました。
こちらの部門も同じく、受賞企業と次点との差は1点未満でありました。今後もぜひこの素晴らしい開発・研究を続けていっていただきたいと思います。

バイオ・サイト・キャピタル株式会社 専務取締役 福田 伸生 さま

【まとめ】

大盛況のうちに幕を閉じた授賞式。アワード受賞企業の皆様と記念撮影を行いましたが2025年に向けた意気込みが、熱いまなざしから伝わってきました。

HeCNOS AWARD

今後は、受賞企業の皆様は万博出展候補企業として事務局による伴走支援を行い、出展をめざしてご活動いただきます。

また、当日事務局より第2回の実施についても発表がありました。
こちらは追って詳細な情報が公開されるとのことです。

HeCNOS AWARD

最後になりましたが、受賞された企業の皆様おめでとうございます!
また、今回惜しくも受賞に至らなかった企業の皆様も第2回へのご応募をお待ちしております!

イベント概要

「HeCNOS AWARD」授賞式
開催日時 2023年09月20日(水)

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