- 株式会社EVAセラピューティクス代表取締役 尾﨑 拡
- (所在地:大阪府大阪市 設立:2021年6月)
腸換気技術で超未熟児の命を救う
重症呼吸器疾患患者に用いられる既存医療機器には、高度な医療資源と莫大なコストが必要であり、肺胞障害や出血塞栓等の有害事象、適応除外例の存在といった課題があります。当社が開発するEVA法医療機器はこの課題を解決するだけでなく、簡便に低酸素状態を改善し、使用場所を問わない技術として開発を進めています。この肺に依存しない呼吸システムEVA101は、救急現場での低酸素状態の改善や、病院内の呼吸不全患者の人工呼吸器への移行抑制等の使途を目指し、現在臨床試験段階にあります。また、この技術は日本で年間25,000人にのぼる低出生体重児のレスキューセラピーとしての用途としても期待されており、超未熟児の命を救う技術の実現を目指しています。