OIHスタートアップアクセラレーションプログラム(OSAP)の目玉コンテンツ「先輩起業家勉強会」。
先輩起業家の成功体験や失敗体験を聞き、プログラム採択ベンチャーの事業加速の糧としていただく勉強会です。
今回の先輩起業家は、インターネット写真サービスを軸とした事業をされている株式会社フォトクリエイト創業者顧問の小松利彰氏です!
小松氏から組織構築、採用、エンジニアとのコミュニケーションなどをどう乗り切っていったのか、そして創業から上場までにどのようなストーリーがあったのか成長秘話をお話しいただきました。
勉強会でお話いただいた内容のまとめは以下です。
- ・共同創業者との関係
- ・創業期~プロダクト開発期~拡大期~IPOと組織の変遷...
- ・何を基準にエンジニアを採用するのか
- ・エンジニアのモチベーション管理法
- ・組織におけるエンジニアの地位について
- ・CTOの考え方
- ・エンジニアとコミュニケーションを行うときの注意点
- ・権限委譲
(みなさん真剣な表情で聞いています)
その中でも、今回の勉強会のテーマである「エンジニア採用」にフォーカスします。
同社はサービスの特性上、エンジニアが生き生きと長く働くことができなければ会社が立ち行かなくなるため、環境づくりや制度の重要性を経営陣が理解し共有する必要があると小松氏は力説していました。
ITベンチャーにとって、エンジニアの流出は死活問題となるため、「転ばぬ先の杖」として押さえておくべきポイントに参加者は大きくなずいていました。
≪小松氏が行ったエンジニア採用のポイント≫
- ・キャリアアップや報酬など、何がエンジニアのモチベーションに関わるのかを重点的に確認した。
- ・採用面接時にエンジニアとしての展望を確認し、エンジニアとしてキャリアを伸ばしたいのであれば入社は見合わせてもらい、幅広い言語を使い様々な業界ノウハウが得られる受託会社のほうがよいとアドバイス。技術力だけで採用の可否を決めなかった。
- ・サービスに共感するとともに、サービスを育てていくことにモチベーションを見いだせるかどうかを確認するため、深くつっこんだ質問をした。
また、採用後に定着してもらうために、エンジニアが働きやすい環境づくりとそのための人的配置など細かいアドバイスも飛び出しました。
アクセラレーションプログラムを通して計4回行われる「先輩起業家勉強会」は、少人数の座談会形式のため、毎回熱く突っ込んだディスカッションが湧き起こり、非常に濃い内容となります。 実際に上場を経験した方と直接蜜に対話し、成功体験だけでなく失敗体験を聞くことができたり、個人的な相談を遠慮なくぶつけたりする機会はなかなかありません。
成長に欠かせないアドバイスが2時間中溢れ出ている「先輩起業家勉強会」は、OSAPに採択されたスタートアップ企業限定です。
次回以降のアクセラレーションプログラムへのご参加をお待ちしております。
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有限責任監査法人トーマツ STARTUP ACCELERATION PROGRAM 事務局
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