7月5日にOIHスタートアップアクセラレーションプログラムとして、スタートアップ企業6社に対して資本政策勉強会を開催しました!
今回は、スタートアップ企業・VCを中心に企業法務をサポートしている森法律事務所の森弁護士にお越しいただきました。
当日は、スタートアップ企業に必要な資本政策を中心にファイナンスに関して知識や考え方を1から10まで教えて頂きました。特に重要だと思ったものをピックアップします!
まず冒頭に話していただいたのは、企業の時価総額についてのお話です。
自社の時価総額はこれだけある!と言い切ること、言い切るために市場性、自社の実績と成長可能性をエビデンスとして揃え、事業計画に落とし込むことだそうです。
では、資金の供給側であるVCは資金調達を検討しているスタートアップ企業のどこをみているか?
事業の成長性、新規性、実現可能性、競争優位性等、さまざまな視点から事業をみていますが、経営者の人柄も同時に見ており、事業に対する情熱やパワーがあるかどうか、周りを惹きつけられるかも重視しているそうです。
次に、資本政策について話していただきました。
資本政策は、一度実行すると後戻りが難しい性質があり、最適な資本構成やキャピタルゲインの配分など、早いうちから検討し、上場やM&A等でのEXIT及びその後の事業運営を想定した上で資本政策に反映することが重要です。
法律やファイナンスは専門的な部分もありとっつきにくいですが、思わぬところで足元をすくわれないよう、基礎的な知識はぜひとも知っておきたいところです。
本格的に資金調達を行っていくにあたり、このような勉強会で知識を蓄える必要があることを改めて痛感しました。
7月21日、22日には、VCブートキャンプが2日連続で開催されます。
ブートキャンプで資金調達を成功させるきっかけになればと思います!